✔この記事で分かること
・目論見書の確認方法
・運用データで商品を比較する方法
・運用コストを確認するポイント
ちなみにこの記事を書いている管理人の投資経験は以下のとおりです。
◦2009年:投信(株・債券)・国内ETF・海外ETFから投資を始める
◦2014年:原油先物ETFを始める⇒3年後に損切りすることになり、5年間で得た
投資リターンのすべてを失う
◦2015年:国内の中小型株をメインの投資対象とする投信にて積立投資開始
◦2020年:数年後のセミリタイアを念頭に米国高配当ETFへの投資を検討中
投資信託の商品比較ステップ1:目論見書を確認する
目論見書では4つのポイントをおさえましょう。
ポイント①:運用目的・特徴
どのような運用成果をめざし、何に投資してどんな運用をするか、またその投資信託の運用の仕組みや特徴などが記載されています。
ポイント②:投資リスク
元本割れする要因として考えられるリスク(価格変動リスク・為替変動リスクなど)は何がどの程度あるか、それにどのような対策をしているかが記載されています。
ポイント③:運用実績
基準価額・純資産総額・分配金・年間収益率の推移など、過去の運用実績が簡略に記載されています。
ポイント④:手数料・税金
投資信託の購入・保有中・解約時にかかる手数料や利益にかかる税金などについて細かく記載されています。
投資信託の商品比較ステップ2:運用データで比較
ポイント①:運用成績がわかるトータルリターン
過去の一定期間の投資信託の運用利回りを表した数値です。分配金を含めたすべての収益の増減を合算するため、本当の利益がわかります。

ポイント②:投資信託の規模がわかる純資産総額
純資産総額とは、投資家から集めた資金や運用損益の総額です。
負債などは差し引いて算出され、投資信託の規模の大きさを表します。
純資産が多い投資信託ほど規模が大きく、金額の推移がある程度一定であれば、その投資信託は安定した運用ができていることになります。
ポイント③:収益性と安定性がわかるシャープレシオ
シャープレシオとは、過去の投資の効率性を示すもので、すぐれた投資信託かどうかを見極めるために重要な数値です。

投資信託の商品比較ステップ3:運用コストで比較
投資信託を買うとき、保留中、解約するときに手数料がかかります。
コストには3種類あります。
①購入時手数料
②運用管理費用(信託報酬)
③信託財産留保額

まとめ
何千種類もある投資信託の中から商品を選ぶのは、とてもむずかしい作業です。
きちんと手順を踏んで、あらゆる角度から検討し、よりよい選択をするようにしましょう。
最後まで、お読みくださりありがとうございました(^^♪