呉は古くから瀬戸内航路有数の港町として栄え、1889年には海軍の鎮守府(基地)が置かれました。
後に海軍工蔽も開設され、戦艦大和をはじめ、数々の戦艦が、この地で建造されました。
現在も、海上自衛隊の基地があり、造船、鉄鋼業が盛んな都市です。
管理人は以前から海上自衛隊の活動に興味がありました。
今回は呉を訪れる機会がありましたので、行き方や観光の詳細について綴っていきます。
呉までの行き方
管理人は今回、広島市内から高速道路を利用して行きました。
行き方は以下の通りでした。
広島高速道路3号線のランプ~仁保JCTを経由して
広島呉道路の終点で下ります。
広島市内からおよそ40分ほどで到着することができました。
他の方法で行かれる場合は以下を参考にしてみてください。
車利用の場合

公共交通機関を利用の場合

呉市内観光
呉湾艦船めぐり
これ、とても楽しみにしていたんです。
なんと、自衛隊OBの解説付きなんです。どんな話が聞けるのかとてもワクワクです。
いざ、出航‼

行って参りま~す。

マイクを持って話をされているのが自衛隊OBの方です。
最初の自己紹介だけで、乗船しているお客さんの心を掴んでいましたよ。
この方、本当に自衛隊のOBなの?と思ってしまうほど、軽快なトークが印象に残りました。

大きなタンカーですね。なんでも全長約360メートルだそうです。
おおすみ型輸送艦「くにさき」

「おおすみ」型の輸送艦だそうです。

この船は50トンの荷物を積むことができるそうです。
万が一、洋上で大災害があった時には、食料・医薬品・水・布団等を運ぶことができるため災害派遣で大活躍するそうです!
災害の多い日本には欠かすことができません!
いずも型護衛艦「かが」

これがいずも型護衛艦「かが」です。
2019年5月28日、来日中のトランプ大統領と安部首相が視察されたことで有名です。
やはり近くで見ると迫力ありますよ。


この護衛艦には病院設備まで備えられており、大災害時は人命救助に大活躍するそうです!
大和ミュージアム
このミュージアムでは、大戦当時の海・空技術力の高さがわかりやすく解説されていました。
また、造船の町として、発展していった呉の歴史を勉強するうえで欠かせない資料がたくさん展示されており、見ごたえがありましたよ。
代表的な展示品を見ていきましょう。

戦艦大和の10分の1模型です。
細かいところまで忠実に再現されています。

右上の鉄瓶は東郷平八郎さん愛用の物だったそうです。

ゼロ戦なんかも展示されているんですよ。
てつのくじら館

入り口に据えられた潜水艦・あきしおが目印です。
全長76.2メートルもあるそうで、存在感抜群でした。

潜水艦で使われていたベッドが見学用に設置されていました。
実際に寝てみることができたので、ちょっと試しに横になってみたところ、案外ゆっくり眠れるのかな、といった印象でした。
感謝の想い
建物2Fの展示室では、機雷の除去作業などを、実際の機雷や処分ロボットとともに、展示・解説されていました。
海上自衛隊の方々が命がけで海の安全を守ってくれているんだな。と、
ただただ、感謝の気持ちでいっぱいでした。
まとめ
呉を訪れてみて、海上自衛隊の活動がいかに私たちの生活に深く結びついているかよく分かりました。
海の安全が担保されないと、海外からの物資が、我が国に運ばれてくることは困難になります
また、災害時、特に道路が遮断された時などは海上からの物資の輸送が重要になってきます。
いざという時のために、日々訓練されている自衛隊の方々に頭がさがる思いです。
「本当にいつもありがとうございます。」という感謝の気持ちをもって、呉を後にしました。